03・12・31 ミヤケさんのクラブで70台
Kenneth Smith Five Iron
03・12・31 横浜市都筑区
Copycenter 2003 Akira Kamakura
2003年6月1日日曜日、笠間東洋ゴルフクラブで38・40の78というスコアがでました。70台はじつに17年ぶりでした。
私はいわゆる「高性能」クラブがどうも好きになれません。cavityのアイアンは、かなり前にたった一度だけレンタルクラブを使ったことがあります。その時あきれました。なにしろ芯を外して「しまったミスった」と思ったショットがちゃんと飛んで行くんですから。
2001年の春頃、ゴルフパートナーという中古クラブ店の前を歩いていました。ふと見ると、店頭に「780円!」という大きな値札のついたアイアンセットが立てかけてあります。マルマンのダンボールケースに入った2番から9番まで8本でした。
「一本100円以下だ」と思って一本取り出して構えて見ると妙にしっくり来るいい感じなのです。「メーカーは?」と初めてヘッドのロゴを見るとなんとケニー・スミスではありませんか!
私がまだ駆け出しゴルファーだった頃、このクラブはカスタムメイドの超高級品で、アラブの富豪、ハリウッド俳優、アメリカ大統領などなどの人々が自慢気に持っていたクラブなのです。
迷わず購入したわけですが、こんなクラブがなぜ780円で売られる運命になったのか、気になります。写真にも写っていますが"ym"のイニシャルは元の持ち主のものです。ymさんに何があったのだろう…。
ある時、わが敬愛するゴルフライターの西澤忠さんとラウンドする機会がありました。クラブの話をしているうちに「もとの持ち主を調べてあげましょうか?」となりました。142732というシリアル・ナンバーがついているのでKansas CityのKenneth Smith社に問い合わせれば判るのです。
しばらくしてメールが届き、「ミヤケ・ヤスマツさんという人が1970年にローマで注文した」とのこと。
判ったのはそこまでで、このミヤケさんが何者なのかはわかりません。その謎を引きずったまま、私はケニー・スミスを振りつづけています。
芯を外すと手にズシンとショックが来てボールも大して飛びません。芯に当たると鋭いショットになり、高性能クラブに負けません。そして30年たった古風なクラブでも70台が出ることを実証したのがなんだか嬉しいのですね。
ところで、買って一年経過した時に、グリップのゴムがボロボロに崩れてきたので、近所のプロショップで新しいのと交換してもらいました。その代金はクラブ一本につき1600円。
したがって?私のケニー・スミスのクラブは値段から言えばグリップの付属品になってしまいました。
それにしても、ミヤケ・ヤスマツさんという方を、どなたかご存知ありませんか?
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