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2004.02.29

04・02・29 「ひえつき節」はサンシュユか山椒か?

子供の頃、ラジオでよく民謡番組があったもので、「ひえつき節」は中でも耳に残る節の一つでした。ただ、聞くたびに「庭のさんしゅうの…」の「さんしゅう」って何だ?とずっと思っていました。
Sanshuyu50DSCF0945.JPG
サンシュユ Cornus officinalis
2004・02・28 横浜市青葉区
Copycenter 2004 Akira Kamakura


やがて植物に興味を持つようになり「サンシュユ」の存在を知って、「ああ、この木のことだったのか」と勝手に決着をつけていました。

ただ、改めて調べてみると、ギモンが湧いてきました。

たいていの人はもうインパクなんて忘れちゃったでしょうが、あの時にTBSが作ったらしい「ひえつき節」の故郷である宮崎県の椎葉村を取材した情報がありました。

まず歌詞はこうです。

にわの山椒の木 なる鈴かけて ヨーホイ、すず鳴るときゃ 出ておじゃれよー
山椒の文字があてられています。

で、この民謡の由来は、壇ノ浦の戦い(1185年)に敗れて椎葉に逃げ込んだ平清盛の末盈、鶴富姫と、一族を追討するべく鎌倉からやって来た那須大八郎宗久(与一の弟)との恋物語だというのです。

さて、サンシュユという植物の説明を読むと、「朝鮮半島原産の小高木で、日本には江戸中期1720年頃に薬用植物として渡来し…」となっています。

つまり、「ひえつき節」が誕生したその時、日本にはサンシュユ(山茱萸)は存在しなかったはずなのですね。まさにサンシュユには現場不在証明(アリバイ)がある。

私も何十年、サンシュユだと思い込んでいたことでしょう。

では、山椒で間違いないのだろうか?このことを椎葉村役場にまで問い合わせた方がおられます。真相はこちらです。ろまりんさん、どこのどなたか存じあげませんが、あなたはエライ!

椎葉村の平家落人伝説については役場のホームページに解説があります。

これから私はサンシュユとどうつきあって行けばよいのでしょうかね。せっかく近所で写真が攝れて喜んでいたんですがね。

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コメント

おはよう♪
 楽天のろまりんさんのところからきました。
 植物と時代考察って、おもしろいですね。
 現在のような帰化植物が氾濫する中で、
 日本の古来の植物をみながら、考察するというのは、
 意味があることですね。
 今後もよろしくお願いします。
 /n.Tsuchi
 

投稿: つっちー | 2004.03.15 11:22

Tsuchiさん、コメントをありがとうございました。
サンシュユの件は、ろまりんさんとそのお仲間の
調査結果があってとても嬉しかったですねぇ。
我が意を得たり!でした。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: bee | 2004.03.15 21:59

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