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2004.04.26

04・04・26 ツリガネカズラの体臭

こんな看板を見つけました。場所はここ。ツリガネカズラにはなんとも気の毒なことになっていました。「アタシの体臭のことは知っていたハズでしょ」と言ったかどうか、植物に罪はない。でも確かにニオイますよ。
kamban.JPG
いやはやの看板 2004・04・26 世田谷区瀬田 Copycenter 2004 Akira Kamakura

で、花はこんな具合に壁面にビッシリと付いていました。
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ツリガネカズラ Bignonia capreolata 2004・04・26 世田谷区瀬田 Copycenter 2004 Akira Kamakura

ツリガネカズラは俗称カレーカズラとも言われるそうで、西洋人にはカレーのスパイス、なかでもコリアンダーのニオイだとされているようです。ま、確かに、スパイシーかつムッと濃厚ではあります。

しかし、日本的なニオイのレパートリーで表現するなら、これは間違いなく、

しけた安物の海苔のニオイ

です。封を切ったまま何カ月も台所に放置されてシナッとなって色も茶色に変色した古い海苔のニオイです。

私の手元にある「グラウンド・カバー・プランツ」という誠文堂新光社の書籍には、ニオイのことは一言も書かれていません。それどころか壁面緑化にほとんど管理を必要としない使い勝手のよい植物として紹介されています。

でもね、今朝私が見た光景は、冒頭の看板の約束どおりに、造園業者の作業員がこの垂直に近い法面を被う大量の花を摘み取る作業に汗を流していました。夕方ふたたびその前を通ると花こそきれいさっぱりと無くなっていましたが、濃厚なニオイは依然として立ち込めていました。

きっとカレー文化圏では人気の植物なのかも知れませんが、日本ではヘクソカズラ的な名前を付けられなかっただけまだマシなのかも知れません。北アメリカ原産だそうです。

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コメント

当家にもビグノニアはあります。もう花は散っていますが、とても奇麗で好きですが。臭いはするのでしょうか、全く気になりません。

写真の壁面緑化ですが明らかに運用誤りと思われます。ビグノニア1種類ではなく色々の蔓植物を植えるべきで、色々の植物の中にビグノニアがあれば臭いも気にならないのでは。そうすれば冬を除いて1年中花を楽しむことが出来ます。

投稿: 福田勝利 | 2004.05.16 17:04

福田さま 私の目撃したケースが問題なのは一つには歩道に近すぎることでしょうね。もしも5mほど壁面から離れていれば余り気にならなかっただろうと思われます。

この場所は壁面にわざわざネットをかぶせてそこにツリガネカズラをしっかりと絡ませています。ある意味、教科書通りの仕立てになっています。

壁面緑化の定番植物として専門家がプロモートしすぎたのかも知れません。

ニオイは別として、見た目にはなかなか魅力的な花ですよね。

投稿: bee | 2004.05.16 22:04

最後まで読まなかったのですみません。ネットをかぶせてツリガネカズラを絡ませてあると書いてありましたから帰化植物ではなさそうですね。私が見たのはコンクリート剥き出しの壁面でナツヅタの間に繁殖していました。

投稿: 山椒味噌 | 2005.05.21 20:43

山椒味噌さん、コメントをありがとうございました。この壁面緑化は、今年は、スイカズラに変わっています。まだ植わったばかりで地面近くをグズグズした状態ですが、そのうち壁面を被うでしょう。でもその前に樹木としてけっこうしっかり幹が太く育つでしょうから、どんな手入れして育てて行くのか興味があります。いずれにしても今度は苦情は来ないでしょう。

投稿: bee | 2005.05.24 07:29

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左が昨年の様子。右が今年。撮影の向きがアッチとコッチで変わっているので分かりづらいが、同じ壁面です。ツリガネカヅラがすっかり取り払われている。いったいなぜこんなことになったのでしょうか? (左)200... [続きを読む]

受信: 2005.04.07 20:12

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