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2004.07.11

04・07・11 禁止したがる看板と噺家の知恵

近所を路上観察していて目にとまった二つの禁止看板です。
RoubaFudousonDSCF2400.JPG
老婆不動尊境内の罰当たり看板
2004・05・01 横浜市都筑区
Copycenter 2004 Akira Kamakura

これは老婆不動尊の境内のもの。赤看板というどぎつさが凄い。

ここでいたずらすると!!罰(バチ)があたり手が曲がります。みんなよい子になりましょう。
カミサマの権威を借りた看板の霊験あらたかに?この境内に子供が遊んでいるのを見たことがありません。

BBQDSCF0385.JPG

山崎公園の看板
2004・07・11 横浜市都筑区
Copycenter 2004 Akira Kamakura

もう一つは近所の公園に立っているもの。真夏は生い茂ったクズやアジサイに隠れてまず気付く人はいないでしょう。
許可なく公園でバーベキュー等はできません。
オカミの権威を借りた、じゃなくてオカミご当人が禁止しているものです。

どうも自分も含めての反省ですが、規則をネガティブに表現する傾向があるんですね。

フロイド流に言うならあれこれ規範を押しつけて来るスーパーエゴ"superego"、あるいは交流分析での批判的な親心"Critical Parent"が、心の中に居すわっている。社会というのは、あれやっちゃいかん、これやっちゃいかんという規制の体系だと心の深いところで思っている。

アメリカでは危険な場所に禁止看板ではなくて自己責任看板"…at your own risk"しか無かったような気がします。好きに遊んでもいいけど、ケガをしてもアンタの責任よということ。これ日本人が向こうで暮らすとまず気がつく違いの一つでしょう。

この背景にある考え方は社会とは個人の可能性追求の場であり、いたずらにその機会を邪魔しちゃだめだということ。

規則というのは禁止の裏返しとして見ると「こうやればできますよ」ということでもあるわけで、山崎公園の看板だって、「バーベキューをする時は○○までご相談ください。電話045-***-****。」と書きゃいいのに。

また、同じ禁止するにしても、言いようがある。ホームページを色々みるとこんなのがとても多い。どこかアンタを訴える法的根拠があるんだぞという険しさが感じられる表現ばかり。

無断転載を禁じます
無断転載禁止
無断転載はすべてご遠慮頂いております
無断複写・転載等は固くお断りします
無断で転載・複製等を行うことはできません

そこへ行くと噺家の柳家三之助のサイトは流石です。

写真や文章の無断転載はいけません
なんか、横町のご隠居が人間としての道を説いているような感じがあるじゃありませんか。いたく感心しました。

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