04・11・20 七會村のゴルフ場で熱気球と遭遇
11月20日土曜日、雨あがりの快晴微風の朝、車でゴルフ場に向かっていました。茨城県七會村の目的地に近づくにつれて上空に熱気球がポツンと浮かんでいるのが見えて来ました。
いやーこりゃ珍しいと車を止めてはデジカメで撮影をしつつ、だんだんゴルフ場へと近づいて行くと、道が小山を回り込んで新たな視界が開けるたびに熱気球の数がみるみる増えるし、高度が低いものはくっきりと形が見えます。
どうもただごとではない。信号で止まったおりに辺りを観察すると、何やら蛍光のオレンジ色のオーバーオールを着たクルーと思われる人々が地上から熱気球を見守っている。ははん、これは競技会に違いない。
さらに車を進めると、ちょっと見た限り色とりどりで20個や30個はあるでしょう。熱気球たちはおおむね同じような領域の上空に浮かんでいます。大きなラッキョウの上半身だけを山の向こう側から覗かせているものがある。垂直に上がったり下りたり高度をしきりに変えているものもある。見上げると遥か上空高く浮かんでいるものもある。
まあ、我々がゴルフをやるのも遊びだから、この人たちの熱気球も所詮は遊んでいるんでしょうが、その論理がわからない。ただ浮かぶことを楽しんでいるほど呑気には見えません。どこかに緊張感が漂っています。
そうこうするうちに車は一般道から曲がってゴルフ場に通じる細い道をぐんぐん上ります。山の上にあるクラブハウスの駐車場に着くと、そこが熱気球見物の最高の視界を提供していたのでした。これはラッキーでした。
一組の男女が丘の上で熱心に見物していたので、私もデジカメをもって近づき、話しかけてみると、サングラスをおでこに引っかけた精悍な風貌のスポーツ刈りニーチャンが色々と教えてくれました。まず、これは世界大会であって各国から参加者が来ているとのこと。な〜るほど、日本だけで物好きな競技者をこれだけ集めるのは難しそうだと納得。
何を競っているのか?色々あるらしいのですが、例えば、ターゲットに錘を落としてその位置の正確さを競うゲームがあるとのこと。上がったり下がったりしているのは目的地点に運んでくれる気流を探しているのであるとか。まだ気流が見つかっていないヤツだけが、いつまでもその場で上下を繰り返しているってことになります。門外漢には風を探してもがいているってことがすぐにはわからないもんだから、遊んでいるだけかと思ってしまう。
ゴルフの支度をしてパッティング・グリーンに出るとクラブハウスの近くに沢山の熱気球が集まっていました。バーナーを噴かす音が聞こえるほどです。
2004・11・20 茨城県七會村 Copycenter 2004 Akira Kamakura
やがてそのうちの一つがみるみる高度を下げて来ます。せいぜい200〜300ヤード先に見えた光景です。風船がちょっと萎み気味になっている。ん?事故か?えっ、事故じゃないか?!と緊張。地面に対して角度を保ちつつ斜めにスーッと落ちて行く。でも、落ちて行くというより獲物を発見した生き物が天空から俄かに降下して襲いかかるようにも見えます。
あっ、どうなるんだろうと息をのむと、田んぼの何処かに向けて、そこだけは藪の陰で見えなかったのですが、降下して来た斜めの軌道と勢いのまま相当低い高度から錘の袋が投下されました。するやいなや、猛烈にバーナーを噴かして下降する勢いを必死に殺し、まもなくフワッと上昇に転じます。これはスリル満点、というか、一つ間違ったら地面に激突するんじゃないかと素人には見えました。
残念ながらゴンドラの中の命知らずの遊び人の姿はよく見えませんでした。
あとで調べるとこれは「MOTEGI熱気球インターナショナルチャンピオンシップ」とわかりました。
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コメント
私不思議なんですが、熱気球の良さはのんびりと、空の旅をする、風任せのふうてん旅行。
何で競技なんかするんでせうか?それがよく理解出来ない。競技をするなら、気球の籠に胴体を付けて主翼と尾翼も付けてやね、エレベータ、ラダー、エルロンつけてやね、グライダーのように制御すればええんとちゃう?
何でも競技にしてしまうのが如何なもんなんでせうか?
しかし、風任せやから危険やね。
投稿: jo | 2004.11.23 23:15
何で競技なんかするのか?マジメな意見なんか求めていないとは思いますが、ちょっと考えてみました。
ゴルファーとしての私の勘ですが、目に見えない風の流れを読むのが面白いのじゃないかな。それを読み切ったことを証明するには何処へでも目標地点を決めて実際に流されて行って見せるしかないってことでしょ。
そういう競技につよい人は、ノンビリ漂ってフウテンの旅をするにも、技量を発揮できますよね。
投稿: bee | 2004.11.24 19:30