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2005.01.09

05・01・09 カベルネ起源アルバニア説の原因はプラヴァッツ・マリか?

カベルネ・ソーヴィニョンの起源はDNA鑑定でフランとブランの交配だと判明してしまったわけですが、俗説の一つとしてアルバニア説があったわけです。

これを踏まえて、ヒュー・ジョンソン(Hugh Johnson)は「ワイン世界地図」"World Atlas of Wine(4th edition 1994年)"のクロアチア(かつてのユーゴスラヴィア)の解説でこんなことを書いています。

Northern Croatia and Serbia are essentially mass-roduction cooperative country.The long coastal strip of Dalmatia is a complete contrast --- a region full of original, if elusive, rewards. From Rijeka south the great red grape is the Plavac Mali. If it is true that the original home of the Cabernet was in Albania, it is possible to imagine that this small dark berry, giving tannic, strong and chewy wine, is a long-lost relation.

(私訳)クロアチア北部やセルビアは基本的には協同組合で大量生産するワインしかない地域。これに対してダルマチアの細く長く続く沿岸地域は全く対照的であって、ここには、よく探せばだが、独特の魅力が満ち満ちている。リィエカ(Rijeka)から南では赤のブドウはもっぱらプラヴァッツ・マリ。カベルネの故郷がアルバニアだという説が本当だとして、想像をたくましくすると、この小ぶりの黒ブドウこそが、タンニンのしっかりした力強く味わい深いワインを作ることから、実は遥か昔に離散してしまったカベルネの親類の一つだと言えるだろう。

アルバニア説が根強く残って来たひとつの原因はプラヴァッツ・マリの味わいにあったと考えられますね。

ヒュー・ジョンソンもこの記述を改訂する必要がありますね。

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