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2005.03.26

05・03・26 金田正一投手の球筋

このごろDVDレコーダのおかけでテレビ「番組」をよく見ています。リアルタイムな「テレビ」とは微妙に違う。

NHK総合でやっていた「プロ野球 新時代へ 熱球の伝説」の第4話。

3月24日(木)放送の「二つの引退」 − 昭和44年・稲尾と金田 −
 昭和44年、二人の大投手がマウンドを去った。前人未到の400勝投手として華々しく引退した金田正一と「黒い霧事件」の余波で不本意のまま引退を余儀なくされた「神様、仏様、稲尾様」の稲尾和久。対照的な二人の大投手の最後のシーズンと足跡を描く(NHKの番組解説より引用)

昭和34年か35年だったか、小学6年生前後の私は、後楽園球場のデーゲームでこの金田正一の全盛期の試合を見ています。今にして考えると、叔母さんのデートに付き合わされたのかなとも思うのですが、その了江(すみえ)おばさんも故人となって久しく、真相は謎のまま。

試合開始にむけて「ピッチャー金田」と「ウグイス嬢」のアナウンスがあって登場した金田投手は、マウンドじゃなくて!2塁ベースの方にノッシノッシと歩いて行くのです。

そして2塁ベースのあたりに着くと、本格的なワインドアップをせずに、軽く2-3歩前にステップしながら根来(ねごろ)のミットめがけて投げました。

その球筋が凄かった。私は1塁側の内野席でしたから投球を真横から見ていました。

金田の手を離れた球は物凄い回転のエネルギーに満ちていて、それが唸りながら(聞こえはしませんが)、万有引力をあざ笑うかのごとく地面スレスレのところを飛翔して行ったのです。「投げた」というのとはイメージが違うのです。もう球自体が飛翔能力をそなえた生き物のようなのですね。

当然球場全体がどよめく。キャッチャー根来が投げ返す。金田が受ける。また更に2-3歩前にステップしながら投げる。地面スレスレに飛行してストライク。

これを何回か繰り返してようやくピッチャーズ・マウンドに到着するというわけです。素晴らしい演出です。

おかげで、あれから40数年経過した今、人間が投げた球が何十メートルに渡って地面スレスレを飛翔し得ることを見せられた驚きの記憶ばかりが残り、国鉄スワローズの相手チームがどこだったか、まして勝敗がどうだったか、全く記憶にないのです。

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金田正一の球筋の記憶と同じぐらい衝撃的だったのがゴルフのジャンボ尾崎の球筋です。 時は昭和四十八年頃。習志野カントリーだったか総武カントリーだったか?プロゴルフ... [続きを読む]

受信: 2005.03.26 13:24

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