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2005.08.22

05・08・21 清水有紀さんのヴァイオリンコンサート

さっきの記事はヴァイオリニスト清水有紀さんを囲む友の会の会報に寄稿したものでした。これまでの私のblogのスタイルとちがうのはそのせいです。

ところで、来週、その清水有紀さんの興味深いコンサートがあります。ヴィヴァルディの「四季」をソロヴァイオリンとチェンバロだけで演奏する企画。私は行けなかったのですが、先日、軽井沢のメルシャン美術館で演奏して大好評だったもの。同じプログラムを8月28日にサントリーホール(小)で演奏します。

興味ある方はぜひ聴きにいらしてください。受け付けで鎌倉の紹介と仰ってください。友の会料金(¥4,000)で入場できます。もちろん藤井一興さんのファンの方もどうぞ。

演奏会の後、同じ会場で簡単なワイン・レセプションがあります(無料)。

2005年8月28日(日)
東京サントリー小ホール  開場:18:30  開演:19:00

清水有紀 ヴァイオリンコンサート
- チェンバロ(藤井一興氏)と共に -
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」
第1番 ホ長調「春」
第2番 ト短調「夏」
第3番 ヘ長調「秋」
第4番 ヘ短調「冬」

料金:¥5,000 (学生¥3,000)

プログラムに記されたプロフィールも引用しておきましょう。

幼少時を米国ボストンで過ごし、メンデルスゾーン協奏曲でデビュー。
日本では神奈川音楽コンクール、全日本学生音楽コンクールに優勝し、神奈川フィルハーモニー管弦楽団や東京交響楽団と度々共演する。
近年では、ゲルハルト・ボッセ指揮新日本フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトの協奏曲を、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とシベリウスの協奏曲を、名古屋フィルハーモニー交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲等を共演している。
また海外ではニューヨーク・ストリングアンサンブルのメンバーとしてカーネギーホールにおけるクリスマス・ニューイヤーコンサートで活躍する他、欧米各国でコンサートに出演し、その奏法の確かさ、美しい音色で定評。
安田財団ファンデーション、ロームニュージックファンデーション受賞。文化庁芸術家在外研究員に選出される。15歳で、桐朋学園大学ソリストディプロマを、16歳でカーティス音楽院オーディションに合格しフルスカラシップを得る。マンハッタン音楽院を経て、現在Yale University大学院にて研鑽を続けている。
これまでに、江藤俊哉、徳永二男、原田幸一郎、堀正文、J.ラレード、F.ガリミア、P.コーペック、P.ズッカーマン、Y.タケベの各氏等に師事。

「…その奏法の確かさ、美しい音色…」これはまったくそのとおり。

さらに付け加えると、ありふれた表現ですが、高い音楽性です。私がもっとも高く評価している点です。もちろんそれは確かな技術がなければ実現できないとはいえ、技術があってもできない人の方が多いところ。

清水有紀さんの演奏を聴くと、いつも、なによりも「音楽」を聴いたという印象が強く残ります。いかに超絶技巧の曲であってもそうなのです。楽曲の全体的な把握力が優れているし、ディテールの表現もつねに瑞々しい。音の隅々にまで神経が行き届いています。聞き慣れた曲でも彼女の演奏で聴くと一つ一つのフレーズに新しい命が吹き込まれたように感じたことも幾度か。

音楽という表現手段を母語として身につけた一人の成熟した人格と向き合ったという実感も強く残ります。

演奏家というより音楽家という言葉がふさわしい清水有紀さんなのです。

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コメント

息子と聴きにゆきます。宜しく。

投稿: jo | 2005.08.22 21:39

joさん、ありがとうございます。私は当日6時過ぎには受け付けのところにいるようにします。では、お待ちしております。

投稿: bee | 2005.08.22 23:39

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