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2005.09.15

05・09・15 今はもう秋

やれやれ、今夜はようやくエアコン無しで過ごせそうである。外の涼しい空気が欲しくて、窓に網戸をはめてやおら開けてみると風とともに虫の音が流れこんできた。

これは傷つき落胆した民主党諸君の声かも知れない。あちこちから嘆き声がバラバラに聞こえて来るばかりで一向にまとまる気配がない。この冬を越せるのだろうか?

日本人は西洋人と違って虫の音を言語脳、つまり左脳で受け止めるのだといった角田さんという学者さんがおられた。日本人特別意識をくすぐる論だったような記憶がある。

日本人だろうが西欧人だろうが、外国の言葉は最初はいくら聴いても発音を真似ることもできないし、単語の切れ目すらわからなかったりする。あの段階ではきっと右脳=音楽脳で聴いているのだろう。そのうち言葉として聞き分けられるようになるとようやく左脳が活躍し始めるのではないか。

私の直観では、右脳は帰納脳で左脳は演繹脳と仮定したら良いのではないかと思う。

虫の音を言葉のように受け止めるのは、まず感情移入があるからだろう。感情移入とは、対象の立場に立ちその境遇と論理的帰結を想像することだから、まさに演繹脳が活躍するのだ。

小泉さんは長年郵政民営化を繰り返しお題目のように唱えて来た。みんなそれをノイズとして右脳で聞き流していた。それが参議院否決で衆議院解散となったあたりで一気に左脳に刺激が来た。ここまで本気で死ぬ気でいたのかと、ようやく狂人総理に多くの人が感情移入し、彼の論理を自分の左脳で再構築したのだろう。

右脳を通過して左脳に移動したメッセージは、ああ、そういうことだったのかと人を動かす。

民主党のマニフェストは右脳にも届かなかった。運動員が渡そうとした冊子に手を伸ばさなかった人も多かった。そんな、読めば私の方がまともだとわかりますなんてダメ。

いきなり左脳に訴えようとする言葉は感情移入を受け付けないマニュアルでしかない。そういう意見もあるだろね、ご趣旨ごもっとも、だけど身体は動かない。どうもそんな気がした。

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