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2005.09.23

05・09・23 プロジェクトXが終わる

というニュース?を吉岡さんのblogで知りました。じつは、ここ数年、この番組を殆ど見ていない私。

いや、別に嫌いというわけではないが、最近は何でも「○○産△△のプロジェクトXソース和え」で料理して一丁上がり的なところがあってだんだん鼻についてきた。

企業の中でも、この番組に将来取り上げられることを期待するような心理があったりして、本末転倒ゾーンに入っていたと思いますね。

本来この番組は、もとより名声など求める気持はさらさらなく、誰も見ていないところで第一級の仕事をしている人がいかに多いことか。これぞ日本の底力だというのがテーマだったはずです。

ところがいつのまにかこの番組に取り上げられることが「スター誕生」のような地上から天空に舞い上がることを意味するようになっていた。憶測するに、番組への売り込みも相当増えていたのではないでしょうか。

主題歌の中島みゆきの歌と詞は本当に素晴らしい。特にオープニングの「地上の星」には絶賛を贈ります。この歌の思いに合うように番組を作って来たのではないかとさえ感じられます。

日本全体が自信を失っていたかも知れないこの十数年の歳月。そろそろそういう時代を終わらせようという意志が形を見せ始めた感もあります。NHKにとって、そして、日本にとって、この番組コンセプト自体が立派なプロジェクトXだったと思います。

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コメント

@大棟梁です。
『この番組コンセプト自体が立派なプロジェクトXだったと思います』は当りです。
以前アエラか何かでこの番組を企画したNHK担当者の話を読みました。当初は企業名が実名で出るなんてとんでもない、てな感じで当然没。でも日本企業人の底力を是非プロデュースしたい、の一念で企画を通す。この人は絶大な、中島みゆきのファンだったので、マネージャーに連絡。当然多忙を理由に断られる。手紙攻勢その他で、何とか中島みゆきに企画書が届き、彼女は感激のあまり、一気に、オープニングとエンディングのテーマを書き上げる、というような話だったと思います。
いつかこれが取り上げられるかと思っていたのだけれど、さすがにNHKでは無理でしたかね。ちなみに第一回は新田次郎の小説をベースに取材した『富士山レーダー』。僕の会社もある意味主役。私自身気に入っているわが社のキャッチコピー『地図に残る仕事』の原点にもなっています。それにしてもすべて事実とは思いますが、あまりにもできすぎた話でした。


投稿: @大棟梁 | 2005.09.29 00:15

みゆきさんは凄いお方ですね♪
そして、本当に凄いな!と思うのは、彼女の才能を見抜いてポプコンや世界歌謡祭で抜擢した、元ヤマハ社長の故川上源一氏だったように思います。

投稿: Alex | 2005.09.29 20:46

大棟梁さん、そしてAlexさん、コメントをありがとうございます。

私は中島みゆきは不思議な歌手だと思ってきました。うまい、というのとは違う。美声でもない。だけど、抗し難い存在感が迫って来る。譜面に書かれた音楽を演奏している、というのではなくて、音と言葉と彼女の声の質が一体不可分の存在としてそこにオブジェのように存在している感じ。どうもうまく言えませんが。この人の歌ほどカラオケで歌うのが難しい歌もそうそうないでしょう。当人以外の人が歌っても、まず、全くさまになりません。これは謎です。

投稿: bee | 2005.09.30 00:51

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