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2005.09.28

05・09・28 「刀根柿」のマーケティングDNA

青いのに十分甘い和歌山の「刀根柿」を食べました。


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刀根柿 2005・09・28 横浜市都筑区 Copycenter 2005 Akira Kamakura
この柿はその色でオヤッ?と人目を引く。

青い。未熟じゃないか。ならばシブイだろ。そんなもの商品じゃない。だが、待てよ。店の棚にあるものは全て商品だ。商品じゃないものが並ぶわけがない。ならば青いけど実は甘いにちがいない。

という大変回りくどいロジックが頭の中をパッと一周して、初めてこの柿に手が伸びる。考え落ちというか楽屋落ちというか、なんですね。

その瞬間に、この時期、スーパーの棚に並んでいる他のフツーの柿が視野の外に追いやられてしまう。

柿という商品は甘いに決まっていて、本来の勝負はその上の領域で戦われています。ところが青い柿を見た途端に我々の期待水準がガクッと下がってしまって、おいおい、これはそもそも甘いのか渋いのか?という基本性能に価値基準が下がりきってしまう。だもんだからほどほど甘いだけで許されてしまうんだな。

この柿にはマーケティングのDNAが入っているのではないか?なかなかしたたかだと言わざるを得ません。

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