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2005.11.07

05・11・07 グリーン上の水練

左肘に痛みがあります。いわゆるゴルフ・エルボウだと思っています。10月一月で最近の私にしては異常に多い6ラウンドもプレーした結果だろうと推定。ただ、今回はたいした痛みではありません。医者には行かずに、年々改良される膏薬類の数々を貼りまくって楽しんでいます。

私の左肘はかつてもっと酷い経験をしていて、その時は、左手でコーヒーカップを持ち上げることすらできなかった。わずか数百グラムの重さに耐えられず、腕が本当に情けないほどよよと弱音を吐くのです。カップを口に持って行くことが大真面目にできなかった。

あの時、ただ痛かったということより、むしろ、その痛みの正体がなかなかつかめなかったことが印象に残っています。まるで彷徨える湖でした。

どういうことかと言うと、身体のある部位が痛んだとすると、肉体的常識ではその部位に痛みの原因がある筈だと考えますから、そこを徹底的に治療すれば痛みは解消するべきでしょう。

ところがどっこい、肘の痛みはそんな単純なものではありませんでした。まずは痛む部位を集中的に温めたりして治療することはするのですが、症状の改善とともに痛いと感じる部位が違う場所へとうつろうのです。例えば、関節の痛みが和らいでくると、今度は、筋肉の膨らんだ部分が痛み始めるというぐあいです。

こうした痛みスポットの移動が何度かあって、そのうちふと気づくと痛みが消えていたという感じでした。

私の推理では、恐らく、関節に繋がる何本かの腱の綱引きがあって、そのうちの一本だけが異様に強く引っ張る時に弱い方の腱が痛みの悲鳴を上げるのでしょう。関節の痛みとは、関係する腱の力のバランスが崩れているサインなのかも知れません。痛みの解消とは均衡の回復だろうと推測していました。

今回の痛みも、左手のグリップを強く締めた時に緊張する左腕の前腕部の筋力だけが強くなったことが原因ではないかと自己分析しています。

じつは昨日、久しぶりにプールに行きクロールで泳いだ時に、水を掻く左腕の感覚が微妙に変化していることに気づきました。

元来右利きの私の左腕は筋力が弱く不器用で、水を掻こうにも水の抵抗に負けてしまって、というより不器用なために左掌の向きの調整がいい加減で、狂った精度の羽根がついたスクリューのように、思いがけない方向に水中を動きだしてしまうものでした。従って思ったように推進力が得られなかった。

それが!昨日はこれまでになく、左手でシッカリと水をつかむことができたような気がしました。左腕が水の抵抗に負けていない。ちゃんと水に対して自己主張できていた。

思いがけずもゴルフのやり過ぎでクロールが一段と楽しくなりました。グリーン上の水練という新しい諺の誕生です。

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