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2006.01.01

06・01・01 ワインのおバカさん

年末に我が家に12名が集まって延々とワインを飲んだ。一夜明けて前夜の空瓶の記念写真を撮影した。
LDSCF5503ワイン 2005・12・30 横浜市都筑区 Copycenter 2005 Akira Kamakura

私にとってのこの日のハイライト、Alderbrookの1995年のZinfandelは、若い頃は豊かな果実味と濃厚なタンニンがあり青春の魅力に満ちていた。これが熟成するとどう変身するかと期待して1本だけ残してあった。

開けようかな、開けるのやめようかなと悶々とした歳月もあった。その後は加齢の恩恵もあってようやくこのボトルを脳裏から払拭できていたらしく、パーティのワインを見つくろっていたら「まだあった!」と発見した。

約8年振りに再会してみるとキラキラと輝いていた昔の面影がほとんどない。だいたいは想像がついていたものの、もっと早くに開けるべきだったと悔やまれる。寂しいがこれが大方のジンファンデルの宿命であり、それを思い知らされることもまたワイン飲みの楽しみなのである、と痩せ我慢。
DSCF5505オールド・スター 2005・12・30 横浜市都筑区 Copycenter 2005 Akira Kamakura
先日のMonte Bello 91年がけっこうパワフルで若かったという経験を踏まえてCain Five 1992もBeringer Private Reserve1992もデカンタージュをして十分開かせる手間をかけた。が、がががーっ、夢に見た熟成香は余り立ち上らず感動には至らなかった。これなら、7-8年前に抜栓した時のミルキーな香りの方が魅力的だったかも知れない。

悔しいのでBeringerについてHugh JohnsonのPocket Wine Bookが飲み頃をどう書いていたか調べてみると、
2002年版 92年はまだ飲むなとあるが、91年物は飲み頃。
(2003年と2004年版は手元に無し)
2005年版 記述ナシ。消えている!
どうやら2003年か04年頃がピークだったらしい!そもそも92年は玉石混淆でいちがいに良いとも悪いともいえない変な年だったという。これまでこの情報を真面目に見ていなかった。貯蔵ワインを飲む踏ん切りをつける意味でも活用するべきだったと反省。

期待のMargaux 1964年もピークを過ぎていた。いつぞやのマルゴーのように時間とともに艶やかに蘇えることもなかった。

二つの正体不明の黄昏ワイン、31年前のポルトガルと22年前のボージョレ・ヴィラージュは、最低限の威厳を維持していたのに感心した。

ワインを飲むタイミングというのは、熟成のピーク時がベストだとすると、ネクスト・ベストは、将来への期待を抱かせる若い段階なのかも知れない。そんなことを考えせられた一日だった。

【私なりの二つの発見について追記】
DSCF5526泡としてクレマン(Cremant)を買ってみたが、プライス・パフォーマンスの良さに愕然。2000円もしないのに私ごときには上質のシャンパーニュと区別がつかない。これなら気楽に泡を楽しむことができる。開けたのはCremant de Loire。ついでにイタリアのLungarottiの泡も(これも決して高くない)。パーティには出さなかったがCremant de BourgogneとCremant de Limouxも試した。

DSCF5525もう一つの発見はシラー。会費がわりに参加者からいただいワインの一つを元日に開けてみた。Abbottsの1999年Cumulo Nimbusというシラー(Shiraz)。一見して黒いボトルといいラベルといい、葡萄の種類といい、オーストラリア・ワインの風情。ところがラベルをよくみるとMinervoisというフランスはラングドック産だとある。珍しいとは思うものの、あまり期待せずに開けてみると、熟成香が強く立ち上る素晴らしいシラー。Yarra Yeringを思った。調べてみると色々と蘊蓄ネタに満ちたワインのようだった。

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