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2006.03.05

06・03・05 ケヤキのヤドリギ

旧大山街道の近くに立つ樹高20mはあろうというケヤキ(たぶん)。視界を邪魔していた住宅が取り壊されてできた束の間の空間から、ようやくその全容をデジカメに納めることができた。
DSCF5795ヤドリギ
2006・03・03 世田谷区瀬田
Copycenter 2006 Akira Kamakura

これが沢山のヤドリギに取りつかれているのである。

冬に葉を落としてまでも本体の生存を確保しようというケヤキは、温存している樹液を緑豊かなヤドリギに吸い取られてさぞかし困惑しているだろう。まさに母屋でおかゆを啜って慎ましく暮らしているというのに、離れでは特別会計でスキヤキを食っているようなものだ。

寄生主がへたってしまっては困るので、ヤドリギは小賢しくもほどほどにしか食らいつかないだろう。

一説によると、稀にヤドリギがヤドリギに寄生することもあるという。ヤギリギがヤドリギの無遠慮に愚痴をこぼす姿を想像するとなかなか笑える。

ひとつの森が全面的にスギやヒノキになることはあっても、自立できないヤドリギ一色になることはあり得ないだろう。そこにヤドリギという存在の威厳を損なう要素があると思う。

冬木立の中にひときわ目立つヤドリギではあるが、被うべくもなく人目にさらされて、スキヤキの現場をみられちゃったよと、彼らも気恥ずかしさを感じているのかも知れない。

もっとも、生態系の中で存在価値がない存在はないはずで、ヤドリギといえどもきっと誰かにとってのかけがえのない存在になっているのだろう、というのは物分かりが良すぎるか。

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