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2006.06.03

06・05・21 妖精の輪と空振りやワイン

デジカメを携帯してゴルフをするようになってたぶん3年間は経過しているはずだが、それ以前にはよく目撃したと思っていた「妖精の輪」"Fairy Ring"にとんと出会うことがなくなってしまった。しかしことは時間の問題だったようだ。

5月21日の日曜日、埼玉県の太平洋クラブ江南コースの1番ホールのグリーンの右奥で見つけたこれそ妖精の輪だ!グリーンを外した私のボールがどういうつもりか妖精の輪にちゃっかり紛れ込んでいる。

これは一番ホールだったわけで、私はこの調子なら立派なフェアリー・リングをいやというほど目撃できるぞ!と期待に胸、というより腹を膨らませたものだった。

案の定、2番ホールでもリングのかけらを発見した。

が、フェアリー・リングはそれまでだった。

あとは、このあたりが古墳地帯(らしいのだが、流石に躾けの行き届いたキャディーも古墳の話には乗ってこれなかった)であることを彷彿とさせる怪しい地形が気になった。でも、たぶん、池を掘った土を盛り上げたものだろう。

江南は高低差16メートルとのことで、流石にフラットだが、水を巧みに配してプレーヤーに戦略的思考を強いるところが魅力的だ。

話はとぶが、この日の同伴者とは、二日前の晩に、麹町のとあるイタリアン・レストランで食事をともにしていた。その店はイタリア南部の長靴の先端に位置するCALABRIA料理の専門店だった。発音してみよう「空振りや」。その晩、なんかイヤな予感がするよね、と話したものだった。そしてそれは二日後に現実となった。同伴者の素振りのスィングが球に当たってしまったのだった。この堅実なプレヤーにまさかの珍事だった。

ところでカラブリア料理。こまごま詮索するまでもなく洗練とはほど遠い家庭料理であるだろうし、ワインだって、プーリアより先でシチリアの手前という、まさに田舎ワインだ。大急ぎで付け加えるが、私は田舎ワインを蔑視しているわけではない。むしろねじ曲がった現代の洗練コンプレックスとは無縁のローマ時代以来のワイン文化を楽しめるタイムカプセルのような世界が期待できる魅力がある。

カラブリアの足元をみて、私は初めて訪れたこのアルマーニ氏御用達というレストランで大胆にも、「カラブリアの」最高のワインを飲んでみたいと我が儘を言ってみた。メニューにない良いものが出てくればそれでよし。なけりゃ、やはりそんなものかと納得できる。どうころんでもOKなのだ。

案の定、5000円未満のこんなものだった。ブドウはグレコ・ネロ、つまり、ギリシャの黒ブドウ。このブドウはアリアニコと同系統らしい。味も値段も納得の一本だった。もちろんワインリストにはトスカーナもあるが、ここのソムリエ君(日本人)も客に高いものをつかませようという卑しい考えはなさそうだった。精神は上品な店だ。

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