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2007.07.19

07・07・19ビール業界によるビール業界のためのビール戦争

今朝の日経産業新聞に第3のビールの新製品の比較評価が載っていた。アサヒの「極旨」、キリンの「良質素材」(無印良品みたいだ)、サントリーの「金麦」、サッポロの「ダブルドライ」。

今に始まったことではないが、ビールやビールもどきのこうした「新商品」が次々と出て来る。当然のことながら、その煽りを食って、かつての新商品は姿を消して行くことになる。目先を変え続けないといけないメーカー側の理由があるのだろう。

しかし、飲む側からすると困ったことである。

その一。殆どの「新商品」はわざわざ新商品と名乗るほどの新奇性を備えてはいないこと。一番変わったのは缶のデザインだけじゃないか。

その二。仮にその「新商品」を気に入ったとしても、どうせそのうち棚から消えて行くんだろ、と思わざるをえない。だから本心からのファンになってはいけない。下手に惚れると後で喪失感に苛まれるだけだ。

同じアルコールでも、ワインや日本酒にはここまでの刹那主義?はないだろう。ワイナリーにしても造り酒屋にしても、普通は固定的なファンを育てようと思うのではないか。何故ビールだけが違うのか不思議だ、いや不思議じゃない。ビールだけは「企業戦士」が作っているからだろう。

その三。やれA社とK社の出荷量が何ケースでどっちがトップシェアだ何だと新聞やテレビが騒ぎすぎ。出荷量が多いのがいい酒だなんてことはない。どうもこの馬鹿馬鹿しい接戦に美味しいビールを飲みたいだけの単純にして善良な消費者が巻き込まれて迷惑を被っているのではないか?という気がしてならない。

安心して長年のファンになることのできるビールだけを「新商品」として出して来てほしいものだと思う。当然そんなものはおいそれとできるわけはない。ちょっと目先を変えて新商品だなどと言ってほしくない。

今日の昼食で入ったレストランは、夜はワインバーをやっている。カンウターに座って棚に並んだグラス類を眺めていると、見慣れたフクロウの絵付きのグラスがある。ウェイトレスに尋ねると、この店は「常陸野ネストビール」を置いていることが判った。こういうビールは「ビール企業戦士」の戦場と化したコンビニやスーパーには姿を見せないのだ。

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コメント

僕にコメントせよ!、とばかりのブログですね。

僕も最近のビール業界新製品ラッシュには辟易としています。
(ビール+プレミアムビール+発泡酒+第三のビール+第四のビール+α(季節限定))×4社(オリオンはそれほど品種がない)=混乱。

20年程前にスーパードライをアサヒが発売した直前の状況に似てきましたね。あの頃はビールにそれほどの差別化がなかったために、容器戦争と言われるほど、いろいろな容器で各社競っていました。

きっとこの道をたどっているのではないかな。
持論としては、こうなってしまうのは日本のビールの味に個性がないからです。うまいけどね。

投稿: @大棟梁 | 2007.07.20 12:09

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