« 07・08・21 やっぱりヒマだった | トップページ | 07・09・09 台風9号我が家を直撃の証拠!? »

2007.09.04

07・09・04 ブルーチーズからカビを取り除いてどうすんの?

スキンヘッドの農水相が就任まもなく辞任となったわけだが、どうも追い込んだ側がビョーキではないかと感じられてならない。

先日、新閣僚に聞くとかいうテレビ中継を録画で見た。明らかに直前まで官僚のブリーフィングを受けて、それが頭から消えないうちに初会見に臨んだと思しき人もいたが、遠藤氏は自分の考えを自分の言葉で述べていたように感じた。

たぶんそのことは会場にいた記者にも伝わったようで、他の多くの新任大臣にはまず政治資金に関する金太郎飴の質問をぶつけたのに比べて、この人にはちゃんと管掌の農政に関する質問を投げたのだった。

農水大臣だけはやりたくなかったという発言がこの時のものだったかどうかは忘れたが、利益誘導を企む人なら、まさかそんな核心に触れるような饅頭怖い的発言をする筈がない。

いや、もちろんメディアの意図は再チャレンジで立ち上がろうとする安倍内閣に対して早いうちに致命傷を見舞うことにあることは解る。

しかし、今更ながら言わせてもられば、「政」によるカバナンスが弱体化すれば「官」による官のための支配が強くなるだけだ。どうも目先の政局花火の導火線に着火したいがために大戦略を見失っているような気がしてならない。

スキャンダルを表沙汰にするのは、新大臣の仕事振りを暫く静かに見守りその評価が明らかになってからでも遅くは無かったのではないか。もしも馬脚を顕すような事態になったらその時に徹底的に攻めればよろしい。

asahi.comの2007年09月03日13時50分の記事=「『エンタケさん』、選挙では苦戦 辞任した遠藤農水相」を読むと

自らを「愚直にして不器用」と評し、パフォーマンス嫌いを公言。常に持論の「地方が良くならなければ、国が良くなるはずがない」「森なき民は滅び、農なき国は衰退する」という言葉を口にし、地方重視の立場を強調してきた。
とあり、まるでそういう人にこそ大臣をやって欲しかったと言っているようにも聞こえる。

政治家というのは発酵食品みたいなものであって、多くの場合、ただの健康な常識人では務まらず、何らかの菌の作用があって初めて政治家たりえている存在ではないかと感じる。問題はその菌が国民にとって価値ある味わいを出し得ているかどうかである。

このところメディアは面白いようにパンチが当たって久々に自らの権力に酔っているところもあるのだろう。レストランで、ブルーチーズに青カビがついてるとクレームをつけるような呆れた客に似ていないでもない。

|

« 07・08・21 やっぱりヒマだった | トップページ | 07・09・09 台風9号我が家を直撃の証拠!? »

コメント

「レストランで、ブルーチーズに青カビがついてるとクレームをつけるような呆れた客」という比喩は最高です。私も同感です。

投稿: Alice堂 | 2007.09.05 02:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4033/16345164

この記事へのトラックバック一覧です: 07・09・04 ブルーチーズからカビを取り除いてどうすんの?:

» ブルーチーズからカビを取り除いてどうすんの? [Step2@cocolog]
毎度すてきなお題おみごと。内容非常に共感しました。 世の中、なんかきれいごとばか [続きを読む]

受信: 2007.09.08 01:46

« 07・08・21 やっぱりヒマだった | トップページ | 07・09・09 台風9号我が家を直撃の証拠!? »