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2008.01.09

08・01・09 米国の新聞サイトはネット新聞に変身していた

クリントンがニューハンプシャーで意外にも?勝利した。直前の涙の報道は大統領としての資質の欠如というメッセージかと思ったのだが。

ま、それはともかく、今日、どうなったかなと米国の新聞サイトを時々覗いていて、思ったことは動画による報道が多いことだ。写真だってスライドショーになっている。ニューヨークタイムズでもワシントンポストでも同じ。画面にカメラのアイコンが目立つ。クリントンの涙の動画も勝利宣言の動画も観ることができた。紙媒体ではないネット媒体としてのニュース報道が実現しているではないか。動画取材の記者がいるということなのか?それともテレビとの提携なのか、それはわからない。そこまで細かくは見なかったが。

数年前、ネットにやられてしまうという危機感をもったのは当然ながら日本より早かった。米国の大手新聞社ではネット媒体と紙媒体と制作体制を一体化するといった組織改革があったことを記憶している。そのころ日本の新聞はまだのんびりしていたと思う。日本はちがうのだという不思議な特別意識さえあったかも知れない。

日本の新聞は今になってネット対策に深刻に悩んでいると聞く。たった今、日米の新聞サイトを比べてみると、この時間差は歴然としていると感じた一日だった。

この意外に早い変化の背景には、アメリカでは経営に対して変革を迫る市場の圧力が健全に働いているのではないかということを感じる。マードックがダウ・ジョーンズを買収したように、自己改革を起こさないでもたもたしていると、どっちみち改革の意思とアイディアをもった資本に、買収され改革を迫られるのだ。従って経営者は買収されたとしたら?という前提で動かざるをえない。それが大胆な自己改革を促してゆく。

日本の構造改革がなかなか進まないのは、市場からのプレッシャーがどこかの防風林でブロックされているからではないのかと感じた一日だった。

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