昨日、猛暑の中、程ヶ谷カントリーで1.5ラウンドを決行。
天気予報では最高気温35度、熱中症指数は「厳重警戒」。常識的にはキャンセルするべきところだ。なのに、なぜ、歯を食いしばり、ヴァカは行くのか?そんなにしてまで。
なぜなら、まさにこのような危険に満ちた気象条件に備えて、4800円もするアンダーアーマーのシャツや軽量280グラムの紫外線避け日傘に設備投資した私なのである。
前夜、風通しのよいストローハットの内側の頭の上に濡れたハンドタオルを乗せる作戦まで考えていた私である。
熱暑とは関係ないが、数万円も投じてシャフト交換したドライバーを早く実戦で試したいと熱望している私でもある。
このヴァカ頭のどこをどう叩こうが「中止」という言葉は口から出てこないのは当然だった。
同伴させていただいた10歳ほど年長のメンバー氏は、おまけに肘痛と腰痛を抱えてのラウンド。「大事をとって今日はやめておこう」と長老らしく重い発言をすることができる立場にあったのだが、そうしたご託宣もなかった。
かくして、裏目に出れば、目の前にハッキリ見えていたリスクの中に自分だけは大丈夫だと訳もなく信じて飛び込んだヴァカオトナの愚行として、ニュースになったかも知れない危険なラウンドが午前8時に始まったのだった。
アンダーアーマー効果はどうだったか?この猛暑の中、特別の苦痛を感じることもなくプレーに集中できたのだから、十分に効果を発揮したのだと思いたい。ただ、実感がいまひとつものたりない。私の事前の期待水準が高すぎたのだろうか。汗が蒸発してスースーと気化熱を奪ってゆくクール感があまりなかったと思う。この日は湿度が高かった分、汗も気化しにくかったのかとも思う。しかし、冷静に考えると、この猛暑の中で暑いと感じなかっただけでも凄いに違いない。
実感、という意味では、ストローハットの中に隠して頭に乗せた濡れタオルは、もっとも効果的だったかも知れない。軽量日傘も、真夏の殺人光線から身を守る、まさにシェルターという実感があった。
水分の取り方は尋常ではなかった。500ml容器のスポーツドリンクを飲み、減った分、何度も途中の茶屋の冷水で補給したから、トータルで2.0リットル近く飲んだかも知れない。
トイレに立ち寄っても、尿は、腎臓障害かと心配になるほど量が少なく色が濃かった。グリーン上のボールを拾おうとかがむと必ず汗水がポトポトと垂れるような有り様で、これでは尿に回る水分はあまり残らないわけだ。
茶屋では冷しおしぼり、冷茶、氷苺などに束の間の救いを求める。さながら救急センターである。
1.5ラウンドを何とか無事に終え風呂場でまずやったこと。少しでも体温を下げたいと浴びた水のシャワーである。とうてい熱い風呂につかる気分にはなれなかったのである。
さて、アンダーアーマーに関してキャディの女性から興味深い話を聞いた。小学生のゴルフ大会でこの機能下着の着用が最近禁止されたというのだ。どういう趣旨かなと少し考えた。ゴルフ精神の根本に照らしてみるなら、確かに、この下着を身につけて涼しい状態でスウィングできるとするなら、それはプレー中に日傘を差し駆けてもらうのと機能的には同じことか。だから禁止なのか?うむ、なるほどと勝手に納得しかけた。
ところがキャディーは思いがけない情報を付け加えた。なんと、禁止されたのはアンダーアーマーという特定のメーカー品だけであって、他社の類似製品ならミズノやアディダス?もOKだというのだ。ゴルフ精神の根本に規制の根拠を求めたのは早とちりだったようだ。
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