09・08・16 看板をくわえるトウカエデ
あざみ野で見つけた街路樹のトウカエデは看板をくわえていた。フェンスや手すりが幹にめり込んでいるのならよく見掛けるが、こういうのは初めて見た。
おそらく、はじめは生ゴミ収集場所の目印としての看板をトウカエデの幹に釘か何かで止めたのだろうか。街路樹として植えられた当時は支柱もあったはずだ。看板の上の縁をくわえ込んでいるように見える瘤はその名残かも知れないな。それから何年経ったか知らないが、今では幹から黒い手が伸びて看板がずり落ちないように押さえているかのようだ。自然と文明とのせめぎ合いの最前線がここにある、とも見える。
あざみ野名所の一つにノミネートしたいところだが、生ゴミ云々の看板がいただけない。街路樹は横浜市の資産であり、そこに横浜市の業務連絡の看板を持たせて何かいけませんか?と言われれば文句はないのだが。
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