2019.07.27

ビジネスモデル・ダイナミクスのブログ

ココログを中断してそろそろ10年になりますが、あちこちさまよったあげく、Facebookに落ち着いています。

それとは別に5年間ほど前から取り組み中のテーマであるビジネスモデル・ダイナミクスのブログを書いています。

 

久しぶりに自分の「昔の」ブログを覗いてみました。

欄外に紹介したリンクをクリックしてみましたが、多くがリンク切れでした。

しかし生きているリンクも幾つか。

ということがあり、私の現在のブログ拠点?へのリンクを紹介してみた次第です。

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2010.02.25

10・02・25 ネット銀河系宇宙の時代

Posterous http://akirakamakura.posterous.com/ の方でソーシャルメディアなどネットの世界の新しい動きについて考えている。

ブログも今や単独での存在意義が希薄になってきた。

Twitter連携はもちろんのこと、写真はFlickrに溜めて行きたい、動画はYouTubeだ。ソーシャルメディアも色々ある。それらの全てと銀河系的な関係を結ばないと自身の存在も定義できないのが今のネットの世界だ。すべてが相対化されつつあり相互にオープン接続されつつある。利用者はその総体を楽しんでいる。もはや囲い込みはあり得ないなと感じる。

特にTwitterの利用が活発になるにつれて、コミュニティの連携というかsyndicationに関心が行くようになった。Twitterは実に不思議な存在で、これまで長いこと存在していたネットのサービスにTwitterを刺身のツマのように添えることで、突然、両者が立体的に立ち上がるような印象がある。

Community of Communities, Society of Societiesの中の一つというふうに自己を捉えて、他のコミュニュティと共存するスタンスがないサービスは、ユーザからみて使いづらいと感じる時代になったとつくづく思う。

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2005.09.25

05・09・25 Podcastと私

Podcastの制作のまねごとは依然として充電中が続いていますが、iPodを買って以来、聴く方はもう完全に生活の一部になったと思います。

携帯音楽プレーヤーというデバイスはこれまで幾つも買って幾つも壊して幾つも紛失して幾つも投げ出した。どうも私の身に付かなかった、としかいいようがない。30歳を過ぎてWalkmanに出会った時には自分自身の音楽の青春時代は既に終わっていたということでしょう。今でも音楽は好きではあるけれど、四六時中浸っているわけではないですから。

しかしiPodはひょっとすると長い付き合いになりそうだという予感があります。

iPodではもっぱらpodcastを聴いています。歩行中や電車の中はもちろん、時には車の中でカーステレオにiPodの音をFM電波で飛ばして聴くこともあります。CDもたぶん十数枚は入れていますが、聴く時間の割合で言うと音楽は20%以下でしょう。

私はもともとメディアの好みではラジオ人間なので、世界の(と言っても英語じゃないと困りますが)トーク番組が聴けるpodcastはまさに夢のようなサービスです。毎朝起床するとまずパソコンを立ち上げiTunesとiPodをつないで登録してあるpodcastをupdateします。これが全く億劫に感じない。歯を磨くより楽だ。

まあ、感覚的に言うなら、電子メールを受信するのと大差ない感じで「今日はどんな番組が届いているかな」とpodcastをダウンロードしています。

ニュース、ドキュメンタリー、話題の人へのインタヴュー、業界コンファレンスのプレゼンといったところが定番。その他では、ワイン業界の話題が聴けるカリフォルニアのGrape Radioや、友人がやっている横浜のポートサイドステーションあたり。

結局、素人が訥々とやっているpodcastは全然聴かなくなりました。そこが読むblogとの大きな違いですね。

やはり音声はリアルタイムの時間を消費するので、中身の情報価値やプレゼンテーションの質に対してシビアになるのかも知れません。

といいながら、iTunes Music Storeには殆どアクセスしないし、まだ一曲も買っていないのですが。

以上、iPodを購入して約2ヶ月経過した報告でした。

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2005.08.05

05・08・05 podcastingと音楽著作権

ニフティの"XCOOL"(エクスクール)というpodcastを聴いていると、「一曲目…では聴いてください」と司会者が言うので、音楽が始まるかと思いきや、音楽はまるごとスキップされて次のお喋りへと平然と進行して行きます。

音楽著作権問題があって、番組送信側が、podcastという方式でその音楽を配信する権利を得ていないからこういうことになるのでしょう。デジタルなので劣化ゼロの完璧コピーができること、かつそのファイルを保存し何度でも再生できるとなると、これは楽曲を販売したに等しい結果になるので、だからその部分はカットされるのでしょうね。

iTunesの音楽ストアが昨日ようやく日本でも開店となりましたが、podcastingの中での音楽利用はいつまでもこの問題を引きずるかも知れません。

しかし、考えてみると、DJが「では○○をお聴きください」と紹介した曲が、もともと自分のiPodの中に入っていたとしましょう。何処かで別の機会に購入した結果としてそこにあったとしましょう。そういう場合でもDJがあるコンテクストの中で紹介した曲がブツッとカットされていいものかどうか。

そのiPodオーナーはその曲を再生する権利は購入して持っているのだから、そのまま再生すればいいに決まっています。

ところが今の著作権管理の方式の中で、こういう問題が解決できません。不特定多数の人にダウンロードさせてよいだろうか?いや、ダメに決まっているでしょ、というところで思考停止しちゃいませんかね。

もしも、個々の楽曲に固有のidが降られていて、podcasterのDJが「では○○をお聴きください」と言った時に、必ずしもその楽曲のデータがそのDJのお喋りデータと同じファイルの中に統合的に存在する必要はないでしょう。

楽曲の生々しい音声データではなくて、その楽曲の固有のidだけをDJのお喋りの中に組み込んでおくという方法が考えられます。

そうすると、mp3プレーヤーのような再生プログラムがそのidの楽曲を、利用者のiPodの中から探すのです。持っているかどうか、と。もし存在したら再生する。その場合は、聴き手には、DJのお喋り→楽曲紹介→楽曲再生…という自然な展開が聴こえます。

もしも当該idの楽曲がデバイスの中に見つからない場合は、やり方は幾つかあるでしょうが、例えば、ただちにミュージックストアに接続して購入を誘うことが考えられます。(そもそもこのような場面で新曲を年間100曲までは5000円で自動購入する、なんていうライセンス契約があってもよい。) さもなければ、あっさりと音楽はスキップして(file not foundということで)DJのお喋りの続きに進んでもよろしい。

要は、podcastとしての音楽番組で厳しい著作権管理を求めるのなら、音楽データを直接配信するのではなくて、むしろ楽曲のidだけを配信し、そのidの楽曲が利用者のデバイスの中に存在する場合だけ再生するという方法があるということです。

なんだか馬鹿馬鹿しいように感じられるかも知れないですが、iPodでのシャッフルという概念のことを考えてみると、これはもともと自分が所有している音楽の数々が思いがけない順番で再生されることに新鮮な面白さがあるわけでしょ。

podcastとして飛び込んで来たDJのお喋りと音楽プログラム編成も、仮に紹介された全曲をiPodの中にもともと持っていたとすると、これはシャッフルの一種に過ぎないでしょう。

自分が持っている曲ばかりだといってそのDJ番組に価値が無いとは言い切れない。知っている音楽、持っている楽曲を、新しいコンテクストの中に並べて聴かせるのがDJの技であり価値でしょう。

podcastingの前に立ちはだかる音楽著作権問題をやや緩和する一つの試案でした。

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2005.07.24

05・07・24 Podcastingの気恥ずかしさ

「050724BeesTalk.mp3」をダウンロード
先日のコンテンツはICレコーダ一本で制作したので音質がひどかったのですが、今回はちょっと設備投資をして改善しています。

ま、ただ、トークの中でも触れましたが、音声ブログはテキストや写真とは別世界だなと思いました。面白い点はとうぜんありますが、これはなかなか続かないだろう(自分のことを言ってますが)と感じます。

テキストや写真だけの方が遥かに楽だということです。

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2005.07.22

05・07・22 "Bee's Talk" Podcastingの練習

Beeをダウンロード
BeesTalk20050721TrialEdition.mp3がファイル名です。
どうもRSSが配信されないみたいなんですが、とりあえずこのままにしておきます。
ニフティのpodcasting juiceの指示どおりにやったつもりなのですが…。

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2005.03.30

05・03・30 ブログが花粉症化してる

「ふうてんのタマさん」がblogを始めましたね。

レガシー・ホームページからなかなか出てこなかったのですが、ヒョイと暖簾をかき分けてサッと入って来て、もう昔からやってるみたいな風格があります。

最近、SF作家の森下一仁さんも、と言っても私は別に知人でも読者でも何でもないのですが、レガシー・ホームページからblogに乗り換えました。

時々のぞいていたこの方もつい最近blogを開設されました。

まてよと調べると、ホームページ歴はそうとう長いとお見受けするこの方も今年の1月からだ。

皆さん妙にタイミングが一致しています。

なんだか、この間まで花粉症なんか知らんと言ってた人が今年はたまらんとクシャミしたり鼻水を流したりするのと似ているような気がする。

ただ、どうも以前から個人ホームページをやっておられた人ほど遅めの参入になるもののようで。

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2005.03.17

05・03・17 ネット新聞は金を取れるか?

3月14日づけのNY Timesの記事"Can Papers End the Free Ride Online?"、つまり新聞は無料のネット版を止められるか?は考えさせられますね。西暦2005年は新聞というメディアの歴史に残る重要な年になるのではないかな。

というのは、ニューヨークタイムズ紙のネット版を見に来る人の数が2005年1月時点で毎日140万人になったそうで、どうやら紙のNY Times紙の購読者数を追い抜いたことが確実だというのです。

言い換えると、購読料を払ってNY Timesの紙版を読んでいる約120万人弱の他に、ネットで一銭も払わずにほぼ同じ情報を得ている人が140万人いるという話なのです。

それだけ人が来ていればネット版の広告収入はけっこうな額になっているかと思いきや、どうも一般的には新聞社の全収入の2-3%にしかなっていないとのこと。

単純にこのアンバランスな数字を見れば、高いコストを掛けて制作したコンテンツをチューチューと吸い取り続ける、なんか詐欺師のような、禍々しいネット害虫にでもとりつかれたような心境にならざるを得ないでしょう。

Katherine Q. Seelye記者のこの記事は、このままネット版が無料のまま広告収入だけでやって行けるのだろうか?といって単純に有償化すればいいというものではないことも既に色々な事例から分かっている。だから有償?無償?有償?…と、もう花占い状態で、決心がつかずに悶々と悩む。この先、ますます進むネット時代に新聞ビジネスはどういうことになってしまうのか?ということを問いかけているのでした。

そもそも新聞って何だっけ?テレビって何だっけ?で、広告って何だっけ?

どうもネットの普及が進んで来るにつれて、こうした基本的な問題を自問してみる必要が色々と出て来そうですね。

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2004.04.13

04・04・13 RSSリーダー利用急増中

たまに見に行っているSharpReaderの開発者Luke Huttemanのblogに、4月6日の提供開始一周年を記念してこの一年間のダウンロード数推移が公表されています。

1年前の4月には5000回ほどだったのが今年の3月は45000回です。たった一年で9倍。累計では15万回以上となっていますが、なんといっても注目ポイントは2004年に入ってからグラフが急にグイグイと伸びていることですね。

私もShapReaderを使っています。よくできているなといつも思っています。Luke Huttemanのこの記事にも祝福感謝のコメントが嵐(でもないか?)のようについています。

【後記】グラフ画像をココログの領域にコピーして使っていますが、Luke Hutteman氏の許可を得たものです。彼いわく、自分のサーバの負荷を少しでも減らすのに協力してほしい、とのことでした。なるほど。

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2004.03.11

04・03・11 BLOG="Better Listings On Google"に座布団一枚!

Executive Summary Consulting, Inc.のRick E. Brunerさんがblogについて面白いことを言っています。

BLOGとは? Better Listings On Google だというのです。

おもわず膝を叩きたくなるじゃありませんか。確かにgoogleではblogが上位に出やすい。日頃実感しています。

彼がこのことを2月下旬のDMAのセミナーで紹介したものだから他でもちょっと話題になっています。

もっともこの解読の元祖はJohn LawlorさんなんだとBrunerさんはクレジットしています。でもLawlorさんのサイトにはそのことが書いてありません。

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